火災事故現場の不動産査定

投稿日:2017年5月19日 更新日:

火災事故現場の不動産査定

当社の不動産査定の依頼は、店舗の立地なのかマンション査定が圧倒的に多いのですが、

その他、土地・戸建て・借地権・アパート・ビルなどの不動産査定も行っています。

先日は、火災による死亡事故のあった戸建ての査定でした。

現地に行きましたが、その当時のままで何か月も経っているのに焦げ臭い。

咽せかえってしまいました。

一部屋だけ完全に焼失してましたが、他の箇所は無事なようにみえますが実は火事の恐ろしい所。

火の手が床下から天井裏まで伝っているので、壁裏や天井裏は、スカスカでした。

煙だけでも、大変な事が分かります。

物件調査の基本

土地や戸建ての査定の場合は、道路との高低差や接道状況、道路幅などが一番のポイント

高低差があり、擁壁工事などのやり直しがあれば、査定額がマイナスになります。

今回の場合、前面道路幅は4mありますが、但し階段。車が入れません。

消火活動も大変だったと思います。

道幅が狭く車が入れないという戸建てもありますが、

将来建替えの際には、道路中心線から2mまで下がらないと建築許可がおりないので(セットバックと言います)

いつかは、道路が広くなる可能性もありますが、横浜の特徴である山坂のアップダウンは、そうはいきません。

今回の査定不動産は、前面道路が4mで、車が入れば通常坪あたり60万円位はする地域でした。

土地面積が30坪だとすると1800万円位。

前面が階段で、車庫がつくれないので20%減の1440万円。

不動産会社の買取相場は、一般価格の70%程度なので、1000万円位。

火災後の物件を買ってくれるのは、事故物件を扱う業者くらいで普通の不動産屋さんでは買ってくれません。

火災による死亡事故があった現場といことで、さらに評価の30%の買取価格で300万円が、査定額。

この数字を聞いて安すぎると思う方もいらっしゃる方でしょう。

ですが、これが現実です。更にまだあるのです。

火災後の建物が残ってました、解体しなければなりません。

木造住宅の解体費は坪当たり5万円位です。建物が25坪だとすると125万円位

車が入れないのと、火災後の解体費は割高に・・・3倍にもなり350万円位

査定額300万ー解体費350万=え~マイナスじゃん。

売らない方がいいけど、固定資産税は来るし・・・・・

建物解体しないままで、300万円で買ってくれる方がいれば、売った方が得です。

高い査定が出ることもあれば、今回のような事もあります。

ピタットハウス吉野町店

 

 

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